フォニックスで英語の読み書きを学んでいると、「あれ?この単語、ルール通りに読めない…?」と感じること、ありませんか?
それはきっと、“Tricky Words(トリッキーワーズ)” かもしれません。
この記事では、Jolly Phonicsを使って英語を学ぶお子さんにとって欠かせない「トリッキーワーズ」の意味と教え方、実際に使える教材をご紹介します。
トリッキーワーズ(ひっかけ単語)とは
トリッキーワーズとは、フォニックスのルールだけでは正しく読めない単語のことです。
英語には、音のルール通りに読める単語ばかりではなく、「ルールから外れる例外的な読み方」をする単語もあります。
こういった単語は、フォニックスではなく、“丸ごと覚える”視覚記憶で定着させることが必要です。
例えばこんな単語が「トリッキー」
単語 | なぜトリッキー? |
the | 読み方が「ザ」なのに /e/ の音がルール通りじゃない |
was | 「ワズ」と読むけれど、/a/ の音が「オ」に近い |
said | 「セッド」と読むが、/ai/ は通常「エイ」と読むはず |
are | 最後の “e” は発音されない/綴りと発音が一致しない |
one | 「ワン」と読むが、綴りからは想像できない |
トリッキーワーズ(ひっかけ単語)の教え方 ※Jolly Phonics流
① ひとつずつ導入する
一度にたくさんのトリッキーワーズを覚えるのは難しいので、1単語ずつゆっくり紹介していきます。

本読みを同時に進行しているのであれば、それぞれのレベルに合わせて進めていくのがおすすめです♪
② 色を使って“ひっかけ部分”を目立たせる
たとえば “said” という単語なら、通常通りの音は黒、トリッキーな部分は赤で示すなど、視覚的に工夫します。
例: said(“ai” の部分が要注意)

③ フラッシュカードで覚える
Jolly Phonicsには、トリッキーワーズを覚えるための教材があります。
お花の形でとってもかわいい♡帽子の中から出して、瞬時に答えられるようにしていきましょう!
📚【おすすめ教材】
④ 書いて覚える練習も忘れずに
子どもは書くことで定着します。Jolly Phonics Student bookシリーズなど、書く活動を取り入れた教材がおすすめです。
Student Bookでは段階ごとに学んでいくことができるのでおすすめです!



トリッキーワーズ(ひっかけ単語)は何語あるの?
Jolly Phonicsでは、段階的に約70語のトリッキーワーズを学んでいきます。


子どもの年齢や進度によって柔軟に取り入れましょう。
日本の家庭でも使いやすい!トリッキーワーズ(ひっかけ単語)教材
Jolly Phonics Student Book(1-3)
Jolly Grammar Student Book(1-6)
Jolly Phonics Tricky Words cards
Jolly Phonics Tricky Words Poster
まとめ|トリッキーワーズ(ひっかけ単語)は「丸ごと覚える」がポイント!
トリッキーワーズは、英語学習において避けて通れない存在。
フォニックスのルールを超えて、「英語ってそういうものだよ」と楽しみながら取り組むことが大切です。
✅お子さんが「なんでこう読むの?」と戸惑う単語が出てきたら、それはトリッキーワーズかも。ぜひこの記事を参考に、楽しく・効率的に覚える方法を取り入れてみてくださいね。