アイルランドに住んでいたことを話すと、
アイルランドって、英語話せる人どのくらいいるの?
そもそも何語話すの?
と聞かれることが本当にたくさんあります。
アイルランドに住んでいた私がアイルランドの言語について説明します!
アイルランドは、ほぼ英語です。
まず、答えを伝えます。
正解は、「ほぼ英語」です。
ゲール語の存在
アイルランドにはゲール語もあります。
というか、元々はゲール語を主言語として話されていました。
しかし、イギリスの統治下になった途端、英語で話すように強制されました。
月日が流れ「アイルランド共和国」として独立をしたのですが、今では90%以上の人が英語を話し、ネイティブアイルランド人でもゲール語を話せない人がほとんどです。
現に、私の知り合いのアイルランド人は、完璧にゲール語を話せる人はいません。
どのくらい話されているのか
アイルランド人でも話すことができない人が多いゲール語ですが、街中にいると触れる瞬間はたくさんあります。
アイルランドの義務教育の中ではゲール語は必修科目ですし、街中には英語の看板とともに、ゲール語も記載されています。
北西の地方ではゲール語を日常的に話す人もいたり、テレビもゲール語でやっているものもあります。
ゲール語を主言語として全ての教科を教えている学校もあります。
かなりマイナーな言語ですが、まだ生きている言語のひとつです。
日常に使われるゲール語
アイルランド訛りはあるものの、私たちの学習している英語と何も変わらない英語を母国語として話すアイルランド。
その中でも、やっぱり今でも昔から愛されて使われているゲール語はあります。
二つだけ紹介させていただきますね♪
Sláinte!
お酒が大好きなアイルランド人。
これが一番知られているフレーズかもしれません。
パブに出かけたら誰かしらが言ってますよ。
「Sláinte!(スランチェ)」!
Slán.
実はアイルランド語って、英語とは全く違う言語で、覚えるのがかなり大変。
例えば、ありがとうは、「Go raibh maith agat.(ゴールヴェマーアゴット)」
読めないし、言い方も難しい…
そんな中でも、言いやすいのが「さようなら」という意味の、「Slán.(スローン)」です。
友達同士の会話の中でも、出てくるフレーズなので、ぜひ使ってみてください♪
まとめ
留学エージェントで働いていた時に、「アイルランドって訛りどうですか?」など不安そうに聞かれることが多々ありました。
そもそもアイルランドは「英語とゲール語」が公用語とされています。
どの国にも訛りはあります。
ただひとつ言えるのは、彼らの話す英語は「ネイティブ英語」です!
アイルランドの歴史も一緒に学習すると、アイルランドがどうして英語を話すようになったのか、もっとよく分かりますし、滞在も面白いと思います♪