2022年以降アイルランドに日本から荷物を送るのが、かなり難しくなってきました!
失敗談と共にどうやって送るのか、ご紹介します!
EMS(国際スピード郵便)は、重要な書類や商品を迅速かつ安全に海外に送るためのサービスです。
アイルランドにEMSを送る際の手順と注意点を以下にまとめました。
荷物を送る手順
①荷物の準備
何でも送れるというわけではありません。
送れないものはいろんなサイトで確認できますが、確実なのはアイルランドの郵便局「An Post」のサイトです。
特に気をつけたいのは、水!!!
化粧品とか送りたくなるけど…クリームなど、水分が含まれてるもの系は送れないみたいです。
②送り状の作成
郵便局のサイトから送り状を作成します。
これが本当にややこしい!!!
キーワードはTARICコード!!!
絶対に忘れないように。
1. ログイン
2. 送り状作成
- 依頼主、送り先の住所を入力
- 内容品登録
- 発送情報登録
1. 依頼主、送り先の住所を入力
ここでは、住所のみではなく、電話番号、メールアドレスまでしっかり入力します。
税関で関税がかかった際にかなり重要になるので抜けがないように!
2. 内容品登録
ここが一番重要!
ミスしたら全てが水の泡!
発送種別:EMS(物品)
HSコード(TARICコード)がここで一番重要になります。
10桁の番号を必ず入れましょう。
アイルランドでは、2021年7月からのEUにおけるVAT(付加価値税)規則の変更以降、通関電子データを利用して税関検査を強化しています。
国際郵便マイページサービスでラベルや必要書類を作成することで入力した情報が通関電子データとして送信されますが、その際に入力した税関への告知情報(内容品の名称、数量、重量、原産地など)に誤りや不足などの不備があったとの理由で、アイルランドあての物品などを内容品とする郵便物が現地の税関から日本に返送される事例が増えています。
返送を防止するため、国際郵便マイページサービスへの税関告知情報の入力は、不備・不足なく、正確にお願いいたします。
実際に私、送り返されました…
調べ方
1、2はどちらも調べやすいので、私は間違いがないように、どちらも参照して調べています。
3は調べきれない物品があったら、詳細に調べることができるので最終手段として利用してみてください。
3. 印刷
印刷は全てで3枚になります。
全ての項目が埋めてあるか確認しましょう!
③郵便局での手続き
郵便局でも局員さんと一緒に内容物、記載内容を確認しましょう。
2021年からの変更で、返送されてくる事例も多かったので、局員さんもアイルランド宛の郵送物に関してはかなり念入りに調べてくださいます。
④追跡
送ったら最後ではありません!絶対に追跡番号で追跡をしましょう!
追跡番号を受け取ったら、下記2つのURLをチェックして到着まで追跡します。
①日本郵便の追跡
まずは日本郵便から追跡します。
取扱局がDUBLIN PCLSになったら、次に、アイルランドの郵便局「an post」の追跡を開始してください。
②an postの追跡
追跡をしていくと、関税(custom charge)の支払いの連絡がきます。
関税を支払えばその後スムーズに配達されるのですが、関税の支払い方をご案内します。
関税の支払い
1. Customs Chargeを確認する
2. Reference numberを入力する
この番号は、配送した際に記載した、メールアドレス、SMS、手紙のいずれかの方法で届きます。送った側(アイルランド側)に届く可能性が高いので、送った際は送った相手に確認をすることを忘れないでください。
3. クレジットカードで支払う
支払い方法は選択できますが、クレジットカードが一番スムーズです。
これでやっと配達完了!
3回送った経験がありますが、1回目は失敗…
制度が変わる瀬戸際に、郵便局の人と慌てたのは今となっては笑い話です
まとめ
アイルランドへの国際郵便はかなり他の国に比べると、詳細に、丁寧にやらないといけないので、気をつけてください!
日本からの心のこもった荷物が無事届きますように♪