「ソーダブレッドって聞いたことあるけど、どんなパン?」
「アイルランドの伝統ってどんなものがあるの?」
そんな方にお伝えしたい、「Soda Bread(ソーダブレッド)」。
今回はアイルランドの伝統パン「ソーダブレッド」について、アイルランド人夫のいる、元保育士、現英会話講師の私が、特徴や文化的背景、簡単レシピ、子どもと楽しむ方法まで詳しくご紹介します。
ソーダブレッドとは?
Soda Bread(ソーダブレッド)は、アイルランド発祥の伝統的なパン。
イースト菌を使わず、重曹(ベーキングソーダ)で膨らませるのが最大の特徴です。
• ⏰ 発酵不要で30分ほどで焼き上がる!
• 🧂 材料がシンプルで作りやすい
• 🍀 アイルランドの家庭料理の定番
ちなみに、表面に十字の切り込みが入っているのも特徴。
これは「悪霊を追い払う」「神様の祝福を呼び込む」という伝統的な意味があるんだとか👼

どんな風に食べるの?
• 焼きたてにバターを塗って
• スープの付け合わせに
• ジャムやチーズと一緒に
• トーストして朝食にもおすすめ!
アイルランドでは、家庭によってレシピが代々受け継がれていて、「お母さんの味」として愛されています。


ちなみに、アイルランド人夫は、ジャム・チーズは嫌で、絶対にバターのみ派!
私がチーズトーストとかにしてるのを見ると、信じられない…って顔で見てきます笑
材料と作り方(家庭向け・簡単レシピ)
▶ 材料(直径15cm程度の1個分)
• 小麦粉(薄力粉)…200g
• 強力粉(なくてもOK)…100g
• ベーキングソーダ(重曹)…小さじ1
• 塩…小さじ1/2
• バターミルク(または牛乳+酢少量)…200ml
✅バターミルクがない場合は「牛乳200mlに酢小さじ1を加えて10分置く」だけでもOK!
▶ 作り方
1. 粉類をボウルに入れて混ぜる
2. バターミルクを加えてざっくり混ぜる(こねすぎ注意)
3. 丸くまとめて、表面に十字の切り込みを入れる
4. クッキングシートにのせて、200℃で30分焼く
5. 竹串をさして生地がついてこなければOK!

私は毎回アイルランドに帰るたびに、「ソーダブレッドの粉」を買って帰ります!
牛乳を混ぜるだけで一瞬でできるので本当に便利♪
お土産としてもおすすめです!

⇩こんな感じに焼き上がります♪


子どもと一緒に作ろう!英語レッスンにも◎
ソーダブレッドは、本当に簡単に作れるので、保育園・幼稚園・英語教室でも人気の調理活動です。
▶ おすすめ英語フレーズ
• Let’s make soda bread!
• Mix the flour and baking soda.
• Make a cross on the top.
• It smells good!
• Yummy!
「アイルランドの伝統を英語で学ぶ」ことができるので、文化×言語×体験の三位一体で子どもの記憶にも残りやすいですよ。
まとめ|気軽に作れて、文化も伝わるソーダブレッド
簡単にできて、しかも美味しいソーダブレッド。
アイルランドの伝統を気軽に体験できる「ソーダブレッド」は、おうち時間にも、レッスンにもぴったりな学びのきっかけにもなります!
• 英語の声かけ練習に
• 異文化理解に
• 食育活動として
焼きたての香ばしさと、子どもたちの「おいしい〜!」の声を、ぜひ体験してみてくださいね🍞