こんにちは。トントントゥです。
晴れて就職先が決まったら、PPSナンバーの取得に移りましょう!
アイルランドでは、ワーキングホリデービザや長期の学生ビザでは現地で就労することが可能ですが、このPPSナンバーないとスムーズに働くことができません。
外国人登録が終わり、仕事が決まったらすぐに動き始めることをおすすめします。
まだ、ビザ申請や外国人登録が終わっていない方は下記のページを確認してください☆
PPSナンバーって何
PPSナンバーは「Personal Public Service」の略称で、日本の「マイナンバーカード」に似たものになっています。
この番号があることによって、アイルランドの福祉・公共サービスを受けることが可能です。
税金を納めたりするのにも必要な番号になるので、アイルランドで働き始めるには必須のアイテムのひとつになっています。
これがないと、必要以上の税金を納めなければならなかったり、給料を受け取れなかったりするので、外国人登録が終わり、仕事が決まったら、すぐに行動しましょう。(外国人登録の仕方はこちら)
PPSナンバーの申請に必要なもの
3つのアイテムをそろえる必要があります。しっかり確認しましょう。
①身分証明書
パスポートのみでもOKですが、念のため外国人登録カード(IRPカード)を持っていきましょう。
スムーズに手続きが進みます。
②なぜPPSナンバーが必要なのかの証明書
必要がないと、PPSナンバーは発行されません。
今回の場合は、働くために必要になるので、就職先から書類を出していただく必要があります。
下記の項目を記載していただき、提示できるようにしておきましょう。
必要な項目リスト
- 仕事の開始日
- 雇用主のサイン
- 雇用主の連絡先(住所・電話番号など)
※この書類は正式な書類とわかる、しっかりとしたフォーマットのものを作成してもらいましょう。手書きなどでは×です。
そのほかのケース
仕事が決まっていなくてもPPSナンバーが必要になるケースがあります。
- メディカルサービスを受ける必要がある(病院など)
- 運転免許証を発行する必要がある
- 学校で必要になる
そのような場合も必要になる理由がしっかりと証明できる書類を用意しましょう。
③住所の証明書
この、住所の証明ですが、現地の銀行口座開設にも必要になったりするので、ひとつ手元にキープしておくと便利です。
証明になるものリスト
- 水道光熱費の支払い明細(自分の名前入り)
- 政府から届いたりする手紙に書いてある住所
- 銀行の明細
- 賃貸借契約書
- 宿泊先のオーナーからの証明書類
このリストからだと、ワーキングホリデーや学生ビザの滞在だと、最後の「宿泊先のオーナーからの証明書類」になる可能性が高いかと思います。
この場合は、その家やアパートへの家賃請求書にオーナーからその請求書に「この人はここに滞在しています」と、一筆添えてもらいましょう。
オンラインでの申請方法
実は、少し前まで税務署まで行っての手続きだったのですが、この度コロナウイルスの影響によりオンラインページ(MyWelfare)で申請することが可能になりました!
先ほどの書類をすべてスキャンしてデータ化してから始めましょう☆
※私はコロナウイルスパンデミックの前に取得していたので、オンラインでの申請はしたことはありません。参考程度にしてください。
①MyGovID accountを作る※すでに登録のある人は②へ進んでください
MyGovIDのアカウントを作成しないと、オンラインでの申請ができません。
まずは、MyGovIDに登録しましょう。(税金関係で度々使うアカウントになります)
アカウントの作り方
1ホームページへ(MyGovIDの登録はこちらからアクセス!)
オレンジのGET A BASIC ACCOUNT NOWをクリックします。
2必要事項を記載し、登録完了!
携帯の電話番号と連動して、毎回MyWelfareログインの度にショートメールでランダムな6桁の番号が送られてきます。
ログインをしたら、ショートメールを合わせて確認してログインしましょう。
こちらのイメージを参考にしてください♪
②MyWelfareのPPSナンバー登録ページへ
MyWelfareのページからも進めますが、直接進みたい方はPPSナンバー申請ページのこちらをクリックしてください。
2つ項目が出てきますが、上のPersonal Public Serviceの方をクリックして進みます。
注意事項がたくさん出てきますが、先ほど説明したものです。
Request nowからMyGovIDでログインして進みましょう。
③書類をすべてアップロードして申請する
さきほどの書類の写真もしくはスキャンしたコピーをアップロードして申請します。
④PPSナンバーカードが送られてくるのを待つ
1から2週間ほどでカードが申請した住所の先に送られてきます。
内容をしっかり確認して、職場に提示しましょう☆
まとめ
必要な書類さえあれば、スムーズに取得できるのがPPSナンバーです。
これがあることによって、税金の支払いがスムーズになります。
仕事が決まったら必ず申請しましょう!