最近日本でも少しずつ知名度を上げている、「セントパトリックスデー(St. Patrick’s day)」は、アイルランド最大のお祭りです。
世界的にも有名で、各国でパレードが見られるのですが、名前を聞いただけだと、何のために、何をするのかまだまだ謎が多いお祭りですよね。
セントパトリックスデーを倍楽しむことができるように、アイルランド滞在中の私が、「セントパトリックスデー」のあれこれをご紹介します☆
「セントパトリックスデー」って何の日?
発祥は緑豊かな国、アイルランドで17世紀にカトリックの行事としてスタートしました。
「セントパトリックスデー」のセントパトリックとは、アイルランドにキリスト教を広めた、司教でした。
今は、アイルランドの使徒と呼ばれる、守護聖人です。
「セントパトリックスデー」は、アイルランドにキリスト教を広めた、パトリックさんのお祭りということですね。
カトリック教の祭日で、アイルランドの祝日として、毎年世界中でお祝いされています。
「セントパトリックスデー」はいつ?
「セントパトリックスデー」は日にちが固定で、毎年3月17日(セントパトリックの命日)です。
緑のものを身に着けたり、シャムロック(三つ葉のクローバー)を身に着けることが伝統とされていて、当日は、見渡す限り緑・緑・緑!
シャムロック(三つ葉のクローバー)とは
セントパトリックは、シャムロックを用いてキリスト教を広めました。(三つ葉というのがポイントです)
アイルランドの国花で、アイルランドのシンボルとして多用されています。
なぜ緑なのか
シャムロックが緑色だからです☆国の色として指定されています。
アイルランドに住んでみると、より緑の毎日を感じることができますよー。(大自然)
子どもたち大興奮!お金大好きなレプリコンってだれ?
どの祝日よりも盛り上がる「セントパトリックスデー」ですが、子どもたちにとっても大人気間違いなしの日でもあります。
レプリコン(Leprechaun)
ここで登場する大人気のおじさんが、レプリコンです。
アイルランドの昔話に登場する、妖精のおじさんなのですが、お金を集めて、壺に入れるのが大好き。(なんで(笑)グリム童話の「小人の靴屋」に登場する妖精からきているみたいです)
子どもたちの楽しみコイン探し!
そのお金の入った壺はどこに隠してあるかというと…虹の下に☆!
毎年子どもたちはレプリコンのかっこうをして、壺探しゲームを楽しみます。
(壺に入っているのはチョコレートが定番ですけどね)
こんなチョコレートを用意して隠しておくと楽しいイベントになりますよ♪
ちなみに…ハリーポッターでもクディッチのアイルランドチームのマスコットキャラクターになっていました。
「セントパトリックスデー」現地の様子
さて、本場アイルランドでの3月17日はどのようになっているのか、大紹介させていただきます☆
街並み
数日前から町は着々と緑に染まっていきます。
街ではアイリッシュミュージックをストリートパフォームしている人たちが増え、明るい気持ちがたくさんになります♪
また、この週は世界中から観光客が集まり、街がより一層賑わいます。
パブ
アイルランドといえば、ギネスビール!ウイスキー!大人たちはこぞってパブに繰り出します。
アイルランド語で乾杯は「Slainte(スランチェ)!」
こどもたち
アイルランドで保育士として働いていた経験があるのですが、現地の子どもたちもかわいく緑に着飾ってハッピームードです☆
日本での「セントパトリックスデー」
日本でも近年「セントパトリックスデー」は浸透してきて、各地でパレードが行われるようになってきました。
ぜひ、お近くのパレードに一度参加してみてはいかがでしょうか☆
私も参加したことありますが、とても盛り上がりますよ♪
まとめ
アイルランド最大のお祭り、「セントパトリックスデー」、いかがでしたでしょうか?
少しずつ日本でも知名度を上げてきましたが、緑で楽しい明るいお祭りは世界中で祝われています。
緑の服と、クローバーを身に着けて、3月17日はアイリッシュミュージックを聞きながら、イベントに参加してみることをおすすめします☆
陽気なアイルランド人たちのように、楽しく、うれしい気持ちに浸ることができますよ☆